Nao's コラム

資産を遺すことを考えなければセミリタイアの目標額はグッと下がる

セミリタイアするのにいくら必要かについては、以前も書きました。(こちら⇒ セミリタイアするための目標資産額を定めてみた

ただ、その時は資産は取崩さず、配当だけで生活することを前提として考えていました。

しかし、お金は墓場まで持って行けません。

資産を遺すことを考えなければセミリタイアの目標額はグッと下がる

配当生活を実現できた場合、その配当を生むために保有している1億円以上の資産は私が死ねば相続されるわけです。

配偶者や子に資産を遺したいかどうかで、考え方は異なってきますが、遺産を遺さないという考え方に立てば、セミリタイアするのに、2億も3億も必要ないかもしれません。

また、配偶者がいるか子供がいるかどうかでも、その額は大きく異なってきます。

仮に2億円あれば、税引き後配当利回り4%の場合、年間配当金は800万になります。

贅沢しなければ十分生活できるレベルだとは思いますが、セミリタイアするには不安という意見もネット上では見かけます。

しかし、不安を感じる人は、資産の2億円には手を付けず、配当だけで生活しようとしているから不安を感じているのではないでしょうか。

資産を遺さず、死ぬまでに資産を使い切る想定でシミュレーションすると、セミリタイアの基準はグッと下がります。

配当金生活シミュレーション

シミュレーションをするときに大事なのが、その前提条件です。
楽観的な予想よりは悲観的な予想を立てておいた方が、計画崩れしにくいです。

【前提条件】
・私が45歳でリタイア
・私が100歳まで生きる
・子供ふたりの教育費を合計4,000万円計上。(下の子の大学卒業まで)
・私が70歳になるまでの年間家計支出は720万円(月平均約60万円)
・70歳以降の年間家計支出は360万円(月平均30万円)
・年金は65歳から受給。私と妻それぞれ年間90万円で試算
・配当利回り税引き後4%で試算
・年間家計支出と配当金の差分は元本を取り崩していく

以上の前提条件で、45歳時点でどれぐらいの資産があれば、100歳まで資金が底をつかないのかエクセルを使いシミュレーションしてみました。ちなみに70歳までの生活費が月60万円とかなり余裕をみたつもりです。

結論から申し上げると、約1億4,800万円あれば、上記の前提条件のような生活を100歳までできるという結果になりました。

ちなみに、あと500万円追加して、約1億5,300万円でシミュレーションしてみると、なんと、年間家計支出を360万円に減らす70歳以降の年は資産が再び増加するという結果になりました。

さらにさらに、2億円の場合でシミュレーションすると、もはやほとんど取崩す必要はなく、むしろ資産は増え続け、100歳になるころには、倍以上の5億円弱にまで資産が増えます。

ということで、今回の前提条件であれば、1億5,000万円あれば完全リタイアしても生活は可能そうです。(計算に間違いがなければですが・・・)

シミュレーションをしてみて気が付いたこと

資産を残すかどうかで計算は変わる

セミリタイアを考える時に、配偶者の有無や子供の有無はもちろん、資産を遺して死ぬのか、遺さず死ぬのかそこまで含めて考えることが重要だと感じました。

それにより計算が大きく変わってきます。

年金のありがたみ

また、年金の存在についても、年金だけで生活は出来ないとはいえ、やはりセミリタイアするうえで年金の存在はありがたいなと感じました。

老齢基礎年金を夫婦二人で年間150万円以上もらえるということは、配当に例えると、利回り4%の株式を約4,000万円分保有しているのと同じことになります。厚生年金に加入していればそれ以上です。

リスク要因

とはいえ、人生この先何が起こるか分かりません
今後次のようなリスクが考えられます。

・減配
・取崩す際に株価が下がっていて、想定以上の資産減が発生
・年金支給年齢の引上げや支給額の減少
・家族の病気や怪我
・子供の進路や独立する年齢
・インフレ

などなど。

これらのリスクを考えると、ぴったり1億5,000万円というのは少し不安が残ります。となると、やはり完全リタイアするには2億円ぐらい必要?・・・

結果的には、やはり2億ぐらいあるとある程度安心してリタイアできるような気がします。とりあえず、前回より今回の方がより細かい前提で計算したので、だいぶイメージができました。


あなたの応援クリック励みになります!
にほんブログ村 株ブログ サラリーマン投資家へ
にほんブログ村
関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。